SARAFARM KASAOKA
まったく新しい、
国内最大規模の
スマート農業を。
自然のものは、
自然と人の
チカラでつくる。
野菜づくりは、太陽、水、大気そして生態系など、地球上の自然資源が支えています。だからこそ自然資源への影響や負荷をなくす持続可能な農業が求められています。農業の基本原則を守りながら、野菜のつくり方を革新的に変えていく。サラは国内最先端・最大規模のスマート農業を事業化したプロジェクトを岡山の地でスタートしました。私たちサラのプロジェクトは、笠岡市の立地があってこそ、成り立つもの。サラは常に、笠岡市とともにありたいと思います。
サラが岡山県笠岡市に施設を構えた確かな理由
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広大で平坦な土地
「笠岡湾干拓地」 -
“晴れの国
おかやま”の
豊富な日射量 - 豊かな水環境
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陸から、海から。
物流アクセス
の良さ
自社菜園 「サラファーム笠岡」の設計図
世界でもトップクラスの先端テクノロジーと運営ノウハウをもつオランダの「ファン・ダー・フーベン(VAN DER HOEVEN)」社との技術提携により、約18.3haの敷地面積の中に、巨大な“半閉鎖型グリーンハウス”3棟を建設。さらに施設運営に必要なエネルギーを産出するための“バイオマス発電プラント”を設置。クリーンエネルギーでの運営を追求し、循環型のサスティナブルな施設運営を実現しています。つまりサラは、“野菜”事業と“エネルギー”事業を同時に進行させるプロジェクトなのです。
レタス栽培ハウス
ハウス面積は2.5haであり、ピートモス(水苔)ポットで生育するレタスが世界最先端の移動ガター方式で栽培されます。ガターに移植されたレタスは、発芽室を経て栽培空間に移動後、生育に合わせて株間と畝間が自動的に調整されます。約35日後に収穫されたレタスは袋詰めされ冷蔵庫で保管後、出荷されます。
トマト栽培ハウス
ハウス面積は6.0haであり、春定植と夏定植と秋定植の3つの作型に区分けされ周年出荷が可能となっています。栽培方式はハイワイヤーによる長期多段取り栽培を採用、ハンギングガターに置かれたココヤシ殻の培地へ日射比例制御による養液潅水が行われます。
受粉の為に活躍してくれている「マルハナバチ」も重要な仲間です。
パプリカ栽培ハウス
ハウス面積は3.4haであり、夏越作型と冬越作型に区分けされ周年出荷が可能となっています。栽培方式はハイワイヤーとハンギングガター方式で、ココヤシ殻の培地へ日射比例制御による養液潅水が行われます。
バイオマス発電プラント
主に中四国地方から集められた一般木材と、東南アジアから輸入されたペレットやパーム椰子殻(PKS)を燃料にした木質バイオマス発電所です。国内外の他の発電プラントにはない、隣接する大規模グリーンハウスへ蒸気・電気・燃焼ガスを供給する独自システムです。発電プラントとグリーンハウス間のエネルギーバランスを維持する様々な施設・制御が導入されています。
日本発、世界初
バイオマス発電 ×
太陽光利用型先進
園芸施設
木質バイオマス発電所からの蒸気・電気・燃焼ガスを野菜栽培に利用しています。
太陽、水、温度、CO2。
自然の、そして
再生可能エネルギーでの
野菜づくり
化石燃料を使わない、環境に配慮した、 人と地球にやさしい野菜づくり、エコ・ベジタブルを提案していきます。
世界から美味しい
品種を選りすぐり
晴れの国おかやまで
栽培、採れたて出荷
国内外の先進的な育種会社との連携で、世界の美味しい野菜たちを 毎日のテーブルへ。これからの暮らしを応援していきます。
環境にやさしい「エコ野菜」ができるまで
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木質バイオマス発電所
木質バイオマス発電所による蒸気・電気・燃焼ガス(CO2)を野菜栽培に活用
- 蒸気→環境制御
- 発電に使用する蒸気の一部を菜園内の冷暖房に活用し野菜に最適な生育環境整備。
- 電気→作業電源
- 栽培から収穫、パッキングまでの作業機器を電動化。発電された電気で全体運用。
- 燃焼ガスCO2→光合成
- 木質バイオマスを燃やして生まれたCO2をクリーンにして、野菜の光合成を促進。
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栽培
- 瀬戸内の太陽の恵み
- 岡山県は年間日照時間が長い日本有数のエリア。菜園は岡山県笠岡湾干拓地にあり、瀬戸内の太陽の恵みで野菜が育ちます。
- 有機由来の培地に播種・定植
- 保水性に優れ、通気性の高い有機由来の培地に播種・定植します。根から養液や酸素などを吸収しやすく、大きく健やかに育ちます。
- 養液のリサイクル
- 野菜が生育する養液を供給。野菜に吸収されず残った養液も再利用。水質汚染にも繋がるため菜園外に排出せず、リサイクルしています。
- マルハナ蜂による自然受粉
- 菜園内のトマトとパプリカの栽培エリアに飛び交うマルハナ蜂。温厚な性格で花を揺らして受粉を助け、野菜が美味しく実ります。
- 天敵防除など農薬に頼らない総合的病害虫管理
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世界の潮流はIPM。環境的・物理的・生物的・化学的な様々な防除技術を組み合わせ、減農薬につなげています。
*菜園には国内外の専門家とネットワークを持つIPM専任チームが常駐。日々情報交換をしながら病害虫管理に取り組んでいます。
・生物的防除(天敵駆除など)
・環境的防除(清掃・整理整頓など)
・物理的防除(侵入防止や捕獲など)
・化学的防除(薬剤処理など)
- 植物残渣は地域の家畜業と連携
- 「葉かき」など栽培にともない生じる不要な枝葉は、地域の畜産業と連携し、飼育資材など有効活用に取り組んでいます。
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収穫
- 収穫後速やかにパッキング
- 収穫した野菜は速やかにパッキングエリアまで運搬。自動運搬車輛(電動)により、多くの人手がかからず空気も汚さない。自動で運搬・充電。
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パッキング
- 環境にやさしく美味しく届けるエコ・パッケージ
- 石油由来のプラスチック容器・油性インク印刷に依存しないパッケージ開発、森林資源を守る段ボール資材など最新のエコ容器・資材を導入。
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店頭、そして食卓へ 環境にやさしい食生活!
ASIA GAP認証菜園
サラファーム笠岡は、ASIA GAP認証菜園として<菜園に働く人>そして<環境>に配慮した野菜づくりから<お客様>に安全な野菜をお届けます。
ASIAGAP(アジアギャップ)は、<Asia Good Agricultural Practice (アジアの良い農業のやり方) > の略。菜園で働く人の安全、 環境の保全、 そして野菜の安全に配慮した「持続可能な野菜づくり」の実践に向けた、 播種から収穫、農産物の取扱いまで多数のチェックポイントを専門の認証機関が審査する <第三者認証 > です。世界展開する食品関連企業・団体が参加する非営利団体 (GFSI) により、ヨーロッパ発のGLOBALG.A.P(グローバルギャップ)と並ぶ国際的認証プログラムとして承認されており、 ASIAGAP認証取得は、アジアの野菜づくりにおける世界品質の証です。
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適切で信頼される
農園運営ができる -
食品安全を
確保できる -
環境保全が
できる -
作業者の
労働安全を
確保できる -
人権・福祉に
配慮した
総務管理ができる